子供との、良い関係をつくるコツについてです。このコツを身に着ければ子供との関係は劇的に変化します。これが実践できていないと、家庭では会話の少ないさみしい家庭になるし、学校の先生であればあまり好かれない先生、塾であれば、生徒の集まらない、いわゆる、はよらない塾になります。
勝手な大人を演じてしまう過ち。
以下に述べることは、お母さんでもお父さんでも、学校の先生でも、私みたいな塾の先生でも共通して言えることです。
ここでいう、子供とのいい関係とは、子供が自然と、大人に心を開いてくれている状態をいいます。
私たち大人は、知らず知らずのうちに勝手な大人を演じてしまう過ちを日々繰り返してしまいがちです。
子供に好かれたいがために、よく子供の機嫌をとる親や先生がいますが、それは、大きな間違いです。
あくまで大人は、子供より高い見地で、子供を導いていく教え育んでいくという意識と使命感は持たなければいけません。
もうだいぶ前のことですが「友達親子」という言葉が流行ったときがありました。
映像的には、街中を娘と母親が楽しそうに肩を並べて、ショッピングを楽しんでいるようなイメージです。
ところが親が、この友達親子を履き違えてしまい、親レベルから友達レベルまで、頭の中身も落としてしまった親が増えました。
そのころの子供が今では親として、社会の第一線にいます。
今回の話は友達親子の例の様にただ、子供に好かれようという次元の低いことではなく、子供の嫌がる勝手な大人を止めるという事です。
子供に主導権を与える事。
子供のペースにあわせる、という事はつまり、子供に主導権を与える事です。
具体的にお話します。
例えば親が子供と対話して関係を深めたいと思った時、「いっしょに、お話ししよう。」「ちょっと出かけよう」とか言います。
これは、ある意味でいえば親が子供につき合わせていることです。
子供も親の誘いなんで気が進まなくても付き合って来るでしょう。
これはいいんです。親の価値観をこういうきっかけを作りしっかり伝える。
大事なことです。
ですが、その逆はどうでしようか?
例えば母親に「ねえ、お母さん」と子供が話しかけてきたとき、忙しいそうにあしらう。
面倒くさそうに生返事をする。
「ねえ、お父さん」と子供が寄って来ても、仕事がいそがしくて今はつきあっていられない態度をあからさまに表します。
こんな、一方通行は、子供にとっては、納得できません。
こんな時しっかり、こどものペースにのってやることです。
これが出来れば、子供といい関係が保てます。
結果的に好かれます。
たとえ、子供がなにか過ちがあってしかられても、好きな人から叱られたのだから納得します。
この繰り返しが「子ども」と「大人」の絆を深めていくことになります。
こんど、周囲でやたら、子供に好かれている大人がいたら、注意してみてください。
ちゃんと「子供のペース」に乗ってかかわっています。
あなたも、是非実行してみて下さい。子供との関係が劇的に変化します。
まとめ。
今回は「子どもとのいい関係を作るコツ!」というテーマでお送りしました。
子供に媚びることなく好かれるコツを紹介しました。そして誰でも実践すればすぐに効果が表れます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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