きれやすい子供が増えた訳。

きれやすい子供が増えた訳。 教育
きれやすい子供が増えた訳。

「きれる子供」がテーマです。実際のところ、きれる子供が時代とともに増えてもいます。徐々に低年齢化しているのではないでしょうか。なぜ切れる子供が増えているのかについてです。

自分をどれだけ愛しているか。


きれる子の特徴として傾向的にいえるのが自分自身を大切に思う心がかけていることです。

逆に自分を愛していて、自分が大好きな子にはきれる子はめったにいません。

自分を愛していて自分が大好きな子供は、思考が肯定的です。

友達の行為も自然にゆるす心を持っています。

もっと言うと、自分がしかられたとき、「自分が悪かったからしょうがないね」と素直に言える素直な心根を持っています。

この正反対の子供、「自分を愛していないで、自分が大っ嫌いで、思考が否定的、自分が叱られたときは、自分が悪いなどと考えもしない」こんな子はすぐにきれます。

自分に否定的、他人にも否定的、物事の発想がだいたい否定的でなので子供にしては、子供らしくなく冷めている傾向を私は感じます。

きれるという自傷行為。

子供が、きれるという行為は一種の自傷行為でもあります。


たやすくキレてしまう、特に情が深いわけでもなく、気に食わないからきれる。

これは、一種の自傷行為とも考えられます。

きれられた相手にかなりの精神的ダメージを与えてしまいますが、その与えたダメージの分だけ自分も傷ついてしまいます。

もしまだその子がまともな内性をもっていればですが。

もちろん、どうでもいい人からキレられても、ダメージは無いでしょが、多少なりとも心のつながりがある相手からキレられると精神的ダメージを受けます。

キレる子供は、潜在的に「どうせ俺なんか」みたいな自己否定的意識が潜在的にあるのでとっさにキレてしまいます。

もちろん、本人も切れる事で、何かがこわれていくのは、無意識のわかっています。

切れやすい子供は自分に対して否定的。

なぜ切れやすい子供は自分に対して否定的なのでしょうか?


ここからが、肝心なところで、どうして、ここまで、自分に否定的になってしまったのか、最大の原因は「愛情の不足」です。

愛情の飢餓状態におかれ心の栄養が不足してしまっていると人間は自分を大事に思いません。

「どうせ、オレなんて」が潜在意識に植え付けられているので、あるとき突然、性格が豹変します。

ここで、子供が大抵持っているはずの「まずは、受け止めよう」の思考プロセスが欠落しています。

子供が例えば叱られるときは、先ずはその叱責を受け止め、それでも納得できないとき、反抗の態度になります。

きれる子供はこの受け止めるプロセスが無いんで、短絡的に豹変します。

子供たちを取り巻く環境の悪化。

心を和ます自然は子供教育に必須。
心を和ます自然は子供教育に必須。


もはや、この社会は、大人に限らず、子供にとってもストレスの多い社会です。

宿題、塾、受験などで時間的にも精神的にも追い立てられています。

それを、なごます緑や友達との「遊ぶ」時間も十分ありません。

ネット、SNSの世界も殺伐としています。

時に言葉の暴力が飛び交います。

家庭でも、両親に心の余裕がないと、つい心の会話が減っていき「心の栄養不足」のままで、物質的満足感を与える事で親も納得してしまいます。

つまり現代の子供たちを取り巻く生活環境は段々悪化しています。

家庭では心の会話の時間を増やす。

家庭では心の会話の時間を増やしてください。


問題は「心の栄養不足」なので、家庭で、意識的に「心の会話」の時間を増やしてください。

子供部屋、テレビ、ゲームすべて、スマホ、パソコンこれらすべてが親子の心の会話をする障害になっています。

だから、現代の社会問題といえます。

ちゃんと、テレビも消して、眼と眼で会話してください。

一日15分でいいので、心の会話とは、眼と眼で心を通わせながらする会話です。

これは、恋人同士でも親子でも夫婦でもあてはまる最も大切なきずなをつなぐことです。

まとめ。

今回は「きれやすい子供が増えた訳。」というテーマでお送りしました。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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